2013年02月

2013年02月24日

【河和田幼稚園】乾杯は、りんごジュース

水戸の梅まつりが始まりましたが、梅がつぼみのまま・・・。
幼稚園の小さい梅の木も、つぼみがすこ〜しふくらんで・・・。
まだまだ寒いですね。
(インフルエンザも終息したかと思いきや、ここにきて3人が発症。気をつけてください。)

けれど、幼稚園の中はあったか〜い。
先週末、劇の発表会がありました。
自分でやりたい役を選び、みんなでそれぞれの役の衣装を決めた
気持ちや動きを話し合ったり、お弁当は役ごとに食べたり
子どもたちは、ここ3週間劇団員のように劇づくりに集中しました。
(とは言っても、その間にこま回しをしたり、ドッジボールをしたりですが)

たいよう組は<おおきな かぶ>
いぬ写真は、かぶが大きくなって
おじいさんが抜こうと思っても
おばあさんが抜こうと思っても
孫が抜こうと思っても、抜けないので
孫がイヌを呼んだところです。
橋を渡ってくるのですが、
この橋が細い棒一本のしかも変わった形の棒でなので、
イヌは四つん這いで苦労して渡っています。

子どもは何しろ、イヌになりきっていますので、四つん這いの体勢をくずさないのですね。
その後、ネコ・ネズミがよばれ、やっと抜けて、大喜び!
かぶ
収穫したかぶは、おじいさんのおうちに運ばれ
料理をされるので、みんなで写真のようにかついで
台所に運ばれて行きました。(ドアのむこうは、本当の台所です)
かぶが大きいので、運ぶのは結構たいへん!
最後のこのチームは、一度はずっこけましたが、みんなで考えた終り方なので、
あわてず急がず、もう一度かつぎなおして
悠然と退場したのでした。


つき組は<おおかみと7ひきのこやぎ>
こやぎ
写真はこやぎ達が紹介されているところで
一番小さい7番目のななちゃんは「青いスカーフです」と紹介されています。
一番小さいななちゃんは人気で4人が希望し
しかも、年長の大きい女の子が2人も希望したということです。
オオカミ
こちらはオオカミ。
年によっては
オオカミの希望者がいないこともありますが、
今年は、かわいい女の子も希望して
こんなにオオカミ役の子がいます。



おなか
これは、オオカミのおなかが動いているので
こやぎ達を探しにきたおかあさんやぎとななちゃんは
こやぎ達が、おおかみのおなかの中で生きていると
確信するところです。

この後、オオカミはおなかを切り裂かれ、石を詰められ
喉が渇いたと井戸に水を飲みにいって、井戸に落ちてしまうのです。

そうするとやぎ達は「オオカミ死んだ、オオカミ死んだ」と喜ぶのです。
子ども達はここの場面も好きで、もう止まらないくらい言うので3回に決めたそうです。
こんなことを喜ぶのは不謹慎との考え方もありますが、
オオカミとの命をかけた知恵比べですから、それくらい喜ぶのも当然と思いますが。

というように、それぞれのクラスごとにさまざまに意見を出し合って工夫し、
お客さんに楽しんでもらいたい、笑わせたいと発表を楽しみにしていたようです。
とは言っても、それなりに緊張もあり、集中力のある熱演でしたから
発表後は、クラスに穏やかな空気ながれ、床に転がってゴロゴロとリラックスする子もおりました。

つき乾杯お弁当を食べる前にはこのようにして
劇発表、よくがんばりました!ということで
りんごジュースで乾杯をしました。
(つき組では役ごとに食べることにして、乾杯してるのはななちゃんチーム)

劇活動は、クラスで取組んでいますが、
こうしてまた、クラスの仲がいっそう深まったわけですね。
楽しい時間が過ぎながら、年長さんはもうすぐ卒園。

まだまだ楽しいことがあるから、残りの日々も目いっぱい楽しんでね。
来週は、ひなまつりがあるし、年少のほし組が劇を発表します。たのしみですね。



kawawadayochien at 10:47|この記事へのリンク 園だより 

2013年02月16日

【河和田幼稚園】さみしゅうかい

この1週間はほし組さんのマラソン大会で始まりました。
雨だと予定がずれてしまう・・・と心配だったので、
ちょっと寒かったけれど晴れていてよかったです。
3人がお休みで残念でしたが、
参加した子は全員完走でき、練習の成果がしっかり出せました。

次の日は先生達は消火訓練を、子ども達はそれを見学。
消防車が出動してくれたので、
あの真っ赤で様々な装置が装備された消防車を間近で見ることができました。
そのすぐ後で、年長さんは<なおみ先生のおはなしの時間>でした。
お話「3びきのこぶた」
絵本「はたらきものの じょせつしゃ けいてぃー」
言葉あそび「どうぶつはやくち あいうえお」
を話してくださいました。
年長さんは、なおみ先生と3年間のおつきあいでこの日は最終回。
なおみ先生から「また、あおうね」とすてきな詩もいただいて、
お話の時間が大好きな年長さんからは、前もってかいたお礼のカードを渡しました。
お部屋を出るときは、先生が「さよなら あんころもち またきなこ」と
ひとり一人の両手を握って歌ってくださいました。
年長の男の子のお母さんから後で聞いた話ですが、
「きょうは、なおみ先生のおはなし、さみしゅうかいなんだ」と言ったそうな。
最終回+さびしい=さみしゅうかい

さて、今週のもうひとつのお話はこれです。
古時計
時計の話です。
この時計は、年少のAちゃんのおばあちゃんちの時計です。
12月の音楽会の時、
みなで「おおきな古時計」を歌った後で
「今は、振り子の時計は見られなくなって、歌詞の理解が今ひとつかも・・・」
と話したところ、Aちゃんのおかあさんがわざわざ持ってきてくださったのです。


ご家庭でも大切にされているとのことで、貸していただいて
今週、各クラスに1日ずつ置くことにしました。
ぜんまいを巻いて動くこと
振り子が右に左にゆれること
カチコチカチコチカチコチカチコチ時を刻む音がすること
1時間ごとにジョーンジョーンと時刻分の回数の時報がなること
目にも耳にも新鮮なことがいろいろあるので
子ども達は、耳をすませたり、振り子の動きに目を奪われたり
あるクラスでは、自然に「おおきな古時計」の歌が始まりました。

電気によって生まれる音・動きは、私たちにいろいろな驚きや便利さをあたえてくれますが
電気以前の機械から生まれる音や動きは、何か心に響いてくるものもありそうです。
さらに、さかのぼって自然から生まれる音や動きは、どうでしょう?
(巨大な隕石など、自然は心地よさばかりではありませんが)
子ども達には、自然からいただけるものをふんだんに・・・と思います。





kawawadayochien at 15:41|この記事へのリンク 園だより 

2013年02月10日

【河和田幼稚園】コマ検定

できあがって6ヶ月目に入る“赤ちゃんの庭”に春の兆しが!
ひょろひょろとした苗木にも
確実に季節はめぐり、
小さな小さな芽が出ているのですね。
午後の日差しに照らされた芽は
てらてらと、またはつやつやと光りながら
春の訪れをすこ〜しですが、感じさせてくれています。

そして、春の訪れは
年長さんの巣立ちがあと少し、ということも意味しています。
3週間前から<コマ検定>が始まっています。こま検定2
1週間ごとに検定日があり、
園長の前の勝負板でコマをまわし
うまくまわって、15秒間まわり続けたら
“合格”となり
合格のはんこをもらいます。

とても緊張するので、
練習でまわっていても失敗することも・・・。

ほんとうは、心棒が直立して、もっと長い時間まわって合格にしたいのですが
ちょっと時間不足となっております。
とにかく“卒園するまでに合格すること”を目標にしています。

先日は<コマ検定>の最終日でしたが
合格者は3名ほどでした。
まだ合格していない子が11名はいるのです。

卒園までにどうするか・・・、
「コマを持ち帰って家でも練習させます」と張り切っているお母さんもでてきました。
夢中になるのは、大切だと思いますし、
あきらめずに集中して練習すれば、きっとできるはず!
今後は、検定日を決めずに
園長に直接申し出て、そのつど検定を行うことにしました。

がんばれ!年長さん。
待っているからね。




kawawadayochien at 17:50|この記事へのリンク 園だより 

2013年02月02日

【河和田幼稚園】にぎやかでいいね

2月に入って、インフルエンザが猛威をふるっているとのこと。
幼稚園では1月の第3週に一番小さいほし組さんだけ学級閉鎖にしたせいか
今のところ、ほぼなりをひそめている状態です。

そして、きょうは展覧会でした。
いろいろな理由で、お休みの子が8人いましたが
家族揃って来てくださり、
お父さんは56人来てくださいました。
園児のおにいちゃん・おねえちゃん・弟・妹も来たり
おじいちゃん・おばあちゃんもいらしたり
にぎやかでした。

展覧会4展覧会3








子ども達の作品はもちろんのこと
お母さんの作品もたくさん展示しました。
子ども達は、お家の方に見てほしくて
お家の方の手をひいて、張り切っていました。
そして、子どもの作品に目を細めるお父さんお母さん。
また、きのうのブログで紹介した、お母さんの刺繍作品には
多くの方が感動したようです。
ご主人が奥さまの作品をご覧になって、
感動されているようすも見られました。
展覧会2
表現するって、ほんとうにステキ!

だって、心の中にある想いを素直に出してみると
その想いが他の人の心に届いて
その人の心を温かくしたり、
その人を元気にしてくれたりするのですもの。



さて、あしたは、節分ですね。
皆さまの家では、豆まきはどのようにされますか?
先日、子ども達に豆まきの由来を話す際にきいてみましたら
「お父さんが鬼になって、ボクとお母さんが豆をなげるの」
という子が意外に多くて、ちょっと驚きました。
「おに」と「家族」の関係を考えると
家族を守るお父さんは、豆まきの先頭にたつのでは?と思うのですが。

豆まき
幼稚園では、きのうのうちに豆まきをしました。
窓をあけて、外に向って大きな声で
鬼はー外、鬼はー外
窓を閉めて、うちに向ってこれまた大きな声で
福はー内、福はー内
と元気いっぱい豆まきをしました。


どうぞ、各ご家庭でも、豆まきをして
インフルエンザなども吹き飛ばし、
この1年を元気に健やかにすごせるようにしましょう。


kawawadayochien at 15:41|この記事へのリンク 園だより 

2013年02月01日

【河和田幼稚園】親でなければ

ちょっと、ご無沙汰しました。
幼稚園には、いつものようにたのしいことがたくさんあるのに
なかなかお伝えできないのが残念です。

実は、明日が展覧会で、今日はそのための展示があり、
つまり忙しいので、ちょっとだけ書くことにします。刺繍1刺繍2









これは、子どもの絵ですが
何かちょっと違う感じですよね。
それもそのはず、これは子どもの絵をお母さんが布に写しとって
刺繍で再現したものなのです。
近づいて、よく見ると“感動”です。
よくぞ、ここまでと、親の愛を感じます。
刺繍3
この作品も
お子さんがなぐり描きしたものを
ていねいになぞって
刺繍してあるのです!
親でなければできない
親だからできる
すばらしい子どもへの贈り物です!

これらの作品は、たくさんあるうちの一部で
明日の展覧会では、提出された作品はすべて展示しますので
ぜひ、見に来てください。

もうひとつ、展覧会の話題を。
和室で絵2一心不乱に取組んでいるこの子は
年長の男の子ですが
“描きたいものがうまく描けない”
ということで、園長と話し合いながら取組むことにしました。
ある程度、メドがたってきたので
一人で描いています。
幼稚園の保健室ともいうべきこの和室で
まるで日本画家のように制作に打ち込んでいるところです。

これが、3日続きましたが、ついに完成には至らず・・・
1日目の意気揚々とした姿は消えています。
しかし、ここが大切。
人生楽しいことばかりでなく、必ず困難を伴うもの。
そこをどう乗り切るか・・・。

彼とは、
♪ 指きりげんまん嘘ついたらハリセンボン飲〜ます♪
と約束しました。
必ずや、乗り切ってくれることでしょう。

明日、一日限りの展覧会です。
(午前10:00〜11:30  午後1:00〜2:30)
いろいろな造形物をご覧になって
子ども達の、お母さん方の、幼稚園の
パワーや心を感じてください。
お待ちしております。



kawawadayochien at 12:12|この記事へのリンク 園だより 
月ごと過去記事