2012年12月

2012年12月25日

【河和田幼稚園】プレゼントは、届いていた?

世界中のよい子の枕元にプレゼントは届いていたかしら?
地球クリスマス
サンタクロースは、
トナカイにそりを引いてもらいながら
大忙しだったのではないかしら?

なぜなら、世界中には
よい子がたくさんいますからね


この前のブログで、幼稚園のクリスマスのお菓子を少し紹介しましたが
きょうは、クローズアップでご覧いただきます。
おやつ1
これは、1クラス分の
カップケーキ(手前)と
もみの木型のクッキー(奥)です。
粉は全粒粉、
そしてカップケーキに入っているサツマイモ&リンゴは
いずれも地元のものです。


この他にどの子も、ふたつのクッキーをお土産に持ち帰りました。
おうちの方も召しあがりましたか?

料理委員のみなさんは、今年ならではの工夫をこらして、作ってくださいました。
皆さんほんとうに楽しそうに作ってくださったので、
幸せ満載のお菓子になったと思います。
有名シェフがつくる高価なスイーツがいろいろある世の中ですが
このカップケーキとクッキーは、とっても贅沢と思います。
子ども達は、シアワセですね。

それでは、みなさま、良い年をお迎えください。

kawawadayochien at 18:31|この記事へのリンク 園だより 

2012年12月22日

【河和田幼稚園】おごそかに、にぎやかに

幼稚園は小学校より、ひと足お先にきょうから冬休み。
ですから、きのうは2学期最後の日でした。
この日は、<おわりの会><12月生まれの子の誕生会>
そして<クリスマス会>があります。

クリスマス会のようすを少しだけ紹介します。
メインは年長さんによるキャンドルサービスです。
キャンドル
先生からロウソクに火をともしてもらいます。

キャンドル2そして、年少さんや年中さんの前を
ゆっくり ゆっくり
歩いていきます。

もし、急いでしまったなら
ロウソクの火は
あっという間に小さくなって
消えてしまうでしょう。

キャンドル3そして、ステージにある燭台のところまで運び
園長先生に手渡すと
園長先生が燭台にさしてくれるのです。

どの年長さんも、落ち着いていたので
誰一人、炎を消してしまう子はいませんでした。
ロウソクの炎に照らされたこどもの顔は、
事の他かわいく、美しいものです。

続いて、年長さんが「きよしこの夜」を厳かに歌いました。

トナカイの引くソリが空を駆け巡っていくのでしょうか
きれいな鈴の音が鳴りひびき、みなで「ジングルベル」をうたいました。
ほし組年少さんたちのうれしそうなこと
カラダがはずみ、なぜか腕を糸巻きのようにグルグルして
Hey!の声もはずんでおりました。

その後は、お部屋に戻って
料理委員のお母さん方お手製のカップケーキとクッキーを食べました。
ケーキ
リンゴとサツマイモの入った
カップケーキは、しっとりとほのかな甘みが
なんともおいしい!
全粒粉で作ったクッキーは
ツリーの形で、ふっくりふくらんで
サクサクとおいしい!


帰りの会の中で、
サンタさんがきのうのうちに届けてくれたプレゼントを
先生から渡してもらいました。
みんな、いい子だったのでどの子もプレゼントがもらえました。
よかったですね。
プレゼント
あらあら、
プレゼントがステキなバックに入りましたね。
これは、年中さんは折り紙でサンタさんを作ったのですが
いつの間にかグリーンの紙袋にくっ付いて・・・・・。
実はお母さん方がそっと来て、
貼ってくださったのです


こうして、楽しい時間がすぎて、2学期が無事に終わりました。
今度幼稚園に来るのは、1月8日です。
風邪などひかずに、元気にすごしてくださいね。


kawawadayochien at 14:41|この記事へのリンク 園だより 

2012年12月20日

【河和田幼稚園】超絶技巧

2週間前に年長のYちゃんが
折り紙で作った きれいなくすを幼稚園に持ってきました。
色とりどりの複雑な形をしています。
思わず惹きつけられますが“作ってみよう”と思ったのは
年長のK君とNちゃんでした。
ふたりで細々と始めたくす玉づくりでした。

そして、先週そこにちひろ先生も加わりました。
けれども、作る子は増えなかったんですね

それで今週、ちひろ先生が幼稚園にあるちゃぶ台を
お日様があたるテラスに持ち出して
「冬休みになる前に、完成させよう!」とぱっぱをかけると
YちゃんとNちゃんが、俄然やる気になりました。
そして、みごと完成させたのです。
折り紙
それがこの写真です。
ふたりとも それはそれはうれしくって。
手に持っていると
先生だって「すごいね」「きれいだね」って
ほめてくれるしね。
そしたら、ちひろ先生がこんなふうにラッピングしてくれた。


それで、記念に写真を撮ったのですが
作っているところや、ラッピングする前にも撮ってあげたかったな、と思います。
どれくらいすばらしい作品なのか、よくわかっていただけると思うからです。
幼稚園生の折り紙としては、超絶技巧といってもいいんじゃないかしら。
自分で作ってみよう”と思ったことだけでもすばらしいですよね。

ところで、幼稚園には東南アジアのカランコロンとなる、こんな鈴があるのですが                                                                                              ベル

大きいくす玉と小さいくす玉を作ったNちゃん
「大きいのと小さいのと、おんなじ
なんて、言うのです。

ほんとうにうれしくて、何気なく置いてある鈴にさえ
自分の作品をダブらせているのですね。


それから、もうひとつ。
お手本になったYちゃんが持ってきたくすですが
Yちゃんの弟が入院した時、看病するお母さんが作ったものだそうです。
日本には、すてきな文化がありますね。

2学期は、あしたのクリスマス会・誕生会で終わりますが、
幼稚園には、どこまでも遊びつくす子どもの姿があります。


kawawadayochien at 19:47|この記事へのリンク 園だより 

2012年12月15日

【河和田幼稚園】おはなしちんどん

きのうは、風の子がやってきました。
といっても、北風がピープー吹いていたわけではなく、
劇団風の子が楽しい芝居をひっさげてやってきた、ということです。

子ども達は前日に常任委員のお母さんから受取った入場チケットをもって
チケット2ゆうぎ室に入場します。
これを忘れると入場できないので
どの子も忘れず、
み〜んな入場できました。
これが、チケットです。チケット1

いよいよお芝居のはじまり、はじまり。
ちんちんどんどん、ちんどんどんおはなしちんどん3三味線とチンドンの音とともに
おじいさんとおばあさんが
入場してきました。

おばあさんがまりつきを見せてくれたり
おじいさんがコマを回してくれたり
おじいさんとおばあさんで、竹とんぼの飛ばしっこをしてくれたり、
そうそう、おじいさんはけん玉も上手だったし
おばあさんは、お手玉が上手でした。

これらの遊びの間に、楽しいお芝居も見せてくれました。
おはなしちんどん1にんじんだいこん/////ごぼう」は
どうしてにんじんは赤くて、大根は白くて、ごぼうは泥だらけなのかがわかり
こもりどろぼう」は
留守に入ったどろぼうが、泣き出した赤ん坊をあやすところが、面白い
おじいさんの魚つり」は
何ごともゆっくりなおじいさん、あっという間に日が暮れて
やっと3日目に魚つりに出かけ、釣った金のサカナが何と!願いごとを叶えてくれるというのですが・・・
金のさかな
ここで登場した金のサカナ!
キラキラしている金のウロコが頭に着いているばかりでなく
胸びれの動きも活発で
ものすごく活きがよかった
海に帰るところなんか、
F1レースかと思うくらい。


そんなこんなで、おなかがよじれるくらい笑って、楽しい時間が過ぎました。
贈り物
お芝居が終わって、おじいさんとおばあさんに
常任委員さん手づくりの
・襟巻き・石鹸・梅干・お手玉・魚沼産こしひかり
といった贈り物がK君とMちゃんから渡されました。

そして、子ども達はおじいさんおばあさんと握手し
帰っていきました。

「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがすんでいました」
というのは、昔話のはじまりの常套句ですが
昔からお父さんやお母さんは家事や労働に忙しく
ゆっくり子どもの相手をしてくれるのは、やっぱりおじいさんおばあさん。
そのじいさまばあさまが孫を相手にしてくれる遊びの豊かさは
今どきのゲームなど比べ物にならない内容があります。
ゆっくりとした時間の流れ、笑い、しみじみと心にしみるものもあり・・・。

おもちゃ今回来てくれたような、じいさまばあさまが
幼稚園に住んでいてくれたらなぁと思うのです。
けれどそれは叶わぬことなのだから・・・
だから私たちの手で、
子ども達に楽しいことに出会わせていきたい
そんなことも考えた、ひとときでした。

じいさま・ばあさま ありがとうございました。


kawawadayochien at 18:01|この記事へのリンク 園だより 

2012年12月13日

【つぼみちゃん】さよなら あんころもち またきなこ

つぼみちゃんが最終回をむかえました
入会式ではお母さんから一時も離れられなかった子も、
先生に「おはよう」って言えなかった子も、
「せんせいあのね〜」とお話できるようになりました。
お部屋をぐるぐる走り回ったり、先生と追いかけっこをしたり、みずいろ
最後の手あそびは
<おもしろいひげじいさん>でした。
けらけら
きゃっきゃっと笑い声が
ひびきました。お友達が笑っているので
つられて笑っちゃう子もいましたね

ゆらゆら写真をご覧ください
楽しそうでしょう。

ゆらゆらゆらり〜
と舟に乗っています




今まで、ちょっとやってみたいと思っても一歩踏み出せない姿もありました。
しかし「やってみる?」という先生の声に「うん。」と頷くつぼみちゃん。
ドキドキしながらもやってみますすばらしい。
毎回小さな「できた」を積み重ねてきたので、それが勇気になっているのでしょう

くまちゃん「くまちゃんにもやってあげる〜」
と優しくゆらゆらする
つぼみちゃん。

4人で力を合わせます。
お友達と一緒に遊んできたから
一緒の楽しさも
よく分るようになりました

そして今日はおやつを作る日。
エプロンをつけて登園する子がいるくらい、つぼみちゃんは朝からやる気満々でした

写真をご覧ください。
たくさんの腕腕がのびていますね。

机の真ん中に
大きなボールがあります。
中には茹でたサツマイモが
入っているので
それをみんなで潰します



潰す
「おいしくなあれ」
「おいしくなあれ」
と呪文をとなえながら
力をこめます




サンタさん滑らかになったところで
お砂糖を少々入れます。
「さらさらさら。
これはサンタさんのお砂糖です。
とっても美味しくなる
不思議なお砂糖です。」
先生の言葉に
どれどれとお砂糖を覗きこむ
つぼみちゃんでした

くるくるそしてラップに取った
サツマイモを
くるくるとねじれば
茶巾絞り風
サツマイモケーキ
の完成です





ケーキ「あまい。」
「おいしい。」
「一緒に食べましょう。」
先生と一緒にパクリ
仲よく食べました。
お母さんの分まで
食べてしまう子もいましたね
みんなで食べると美味しいね

すると先生がリンゴの木のカードを持ってきました。
つぼみちゃんの出席カードです
1回ごとにリンゴのシールを貼ったので、最終回にはたくさんの実がなり
立派な木になりました。
カードをゆらゆら揺らすとポトンなんと本物のリンゴが落ちてきました。
「食べちゃう?」と尋ねると大きく頷きます。
そこで、りんごの皮をお母さんにむいてもらいました。
包丁がスルスル動く様子をじっと見つめます。“お母さんの手ってすごい・・・”という表情。
目の前で切ってもらうと何だか嬉しいね

ノンタン

最後はいつものように絵本を読みました。






ノンタンのところにサンタさんが来ない・・・
つぼみちゃん達の表情が曇り始めます
ノンタンが木の根元で寝てしまうと
「さむいね。さむいよね。」とつぶやくつぼみちゃん
赤い自動車が届きました。
つぼみちゃんの顔がぱあ〜と明るくなります
お母さんを振返りニコニコする子もいました
すばらしい時間でした。
お母さんの温かいお膝の上で、
ノンタンのことを心配したり、悲しくなったり、ほっとしたり。

今日でさようならだからと、先生にお母さんと作った
ステキなプレゼントをくれたつぼみちゃんもいました。
そのプレゼントにはお顔が描かれていて、
見ているだけで幸せになれるような
それはそれはすばらしい笑顔でした。
みなさんがずっとずっと笑顔でいてくださることを願っております。

河和田幼稚園でお会いできたことに感謝いたします。
ありがとうございました。
時々、ブログをのぞきにいらしてくださいね。お待ちしております。

さよなら あんころもち またきなこ。










2012年12月09日

【河和田幼稚園】キンチョーしたぁ〜

12月4日に音楽会を開きました。
音楽。音をたのしむこと、例えば歌うこと・楽器を奏でることがありますね。
この音楽と音楽会とは、もちろん重なることもたくさんありますが
<別もの>というところもあります。
どういうことかと言うと、
音楽は、まずは楽しいものだと思いますし、
きらいな人は、いないと思います。
しかし、音楽会となると、お客さんがいますからちょっと気持ちが違ってくるでしょう。
先生達だって、入場・退場・並び方・曲の順番・会場のつくり方・・・
いろいろと工夫をしていきます。
こういうところが、違うのですね。
ですから、子ども達もワクワクしたり、ドキドキするわけですね。
そうそう、おうちの方だって、先生達だってそうですよね。
そんな思いの中、時間通りに音楽会の幕があきました。

ほし
まずは、かわいいかわいい年少さん。
遊戯室の入ってきて、お母さんやお父さんがたくさんいるので
びっくりするやら、うれしいやらで
歌が始まっても、客席をジーッと見て
歌声はいつもの半分くらい。
でも、みんな歌ったし、並んでいたし、それだけで、ステキでした。


年中
次は、年中さん。
去年も音楽会を経験しているので、
年少さんとは、ちょっと違います。
鈴が鳴るような、きれいな声が聞こえてきました。
♪空で遠足してみたい〜って年中さんが歌うと
その歌声で、みんなで空の遠足に出かけた気分


年長
年長さんは堂々としたものです。
「世界中の子どもたちが」で
客さんを歌の世界につれていき
「はじめの一歩」で
お客さんの心の中に言葉を届け・・・
心をこめた歌声がひびいてきました。


それぞれ歌い終わって、お部屋にもどると、
「キンチョーしたぁ〜」と言って、床をゴロゴロしたり、
上手にリラックスします。
先生達も手足をぶらぶらさせたりして、子ども達をリラックスさせます。

合唱
再度並びなおして、クラスごとに入場。
そして99名の大合唱が始まりました。
大好きな「ドレミのうた」では元気に
そして、途中では2つのパートに分かれて歌ったり
次の「大きな古時計」は
時計の振り子がゆっくり揺れるように
やさしく歌いました。

ここで、歌の部はおわり。
先生達がステージの上にたくさんの楽器をならべ
合奏の準備をいたしました。
合奏
子どもたちがみんな入場し、いよいよ合奏・・・となるところで、
急にトイレに行きたくなった子がおりまして
98名の子は、静かに待っておりました。
コンダクターのちひろ先生が、身振りで“Stannd up”と合図すると
さぁっと立って、「スケーターズワルツ」の演奏が始まりました。
どの子も真剣・・・長いような、あっという間のような時間がすぎて
シンバルの音が高らかになりひびいて、演奏は終わりました。

ブラボー!ブラボー!ヒューヒュー
鳴り止まぬ拍手、そして“アンコール アンコール”の声が
アンコール

またまたみんなで、歌いました。
「子どもの世界」
年少さん・年中さん・年長さん
みんなで、声をそろえて
遊戯室中にステキな歌声がひびいたのでした。


お母さん方、お父さん方、
大きな心で子ども達を受けとめてくださって
ありがとうございました。
たくさんの笑顔で受け止めてくださって
ありがとうございました。
子ども達は、また、次の一歩を大きく歩みだすことができるんですね。








kawawadayochien at 13:58|この記事へのリンク 園だより 
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