2012年02月

2012年02月24日

【河和田幼稚園】次の日もほんもの。

乾いた?次の日。
「今度こそ かわいたかな?」
確認にきた几帳面な
Hちゃん。
「真っ白になったね。」
自分の仕事に
納得&満足


テント2そしてまたまたテントです








レストラン昨日の一軒屋とはテーブルの上が違います。
お分かりになりますか?
中央にはお花
手前にはレジと紙ナプキンもあります。今日は
<レストラン>なのです

細かいところにこだわるからこそ楽しいのです
どうすればおもしろくなるのか、子ども達は分っているんですね

先生: 「美味しいわ。シェフ。これは何のお料理ですか?」
Kくん: 「・・・・・・・・・お肉です。」
先生: 「味付けは?」
Kくん: 「・・・・・・・・・・・・・・・・。 」
何も答えずに厨房に帰ってしまいました。
いつもと違って何だかつれないKくん
しかしフライパンを握る後ろ姿から伝わってきました。

オレは料理人さ。料理人は味で勝負するのさ。多くを語らないぜ。

かっこいいまるで本物のシェフのようではありませんか!
やっぱりお手本はお父さんかしら?
Kくんのお父さんは本物の料理人なんだものね。



kawawadayochien at 13:39|この記事へのリンク 園だより 

2012年02月23日

【河和田幼稚園】ほんもの。


中
おやつを食べています
ここはどこでしょう?






テント正解はテントの中。
<一軒屋>だそうです
食べ終わった後、自分で気がついて、ふきんでテーブルを拭いたHちゃん
そのふきんをテントの端に
干しはじめました。
    
先生: 「ねえねえ。本物のお洗濯する?」
Hちゃん: 「ほ・ん・も・の?」本物・・・なんてワクワクする言葉!

洗ってということでお洗濯の始まりです
「見せて
「みーせーてーよー
「あ〜泡入れたい
「次は私だよ
「ちょっとやらせてよ
ここで思い出すのです。自分たちが演じていたことを。私たちは女優よ。
「3人でやればいいでしょ
「そうね3人でやりましょうよ

取り出しMちゃん:「汚れたお水は 
                             どこに行くの?」 
先生:「キレイにしてから
          川に戻すのよ。そこからどんどん
           流れて海にいくの。
           あんまり泡ブクブクにすると
     クジラさんがおなか痛いって 
           言うかもしれないから・・・」
Mちゃん:「泡、少ないほうがいいね。」
  先生:「そうね。」

干します2干します







パンパンとしわをのばしつつ            3分後。
「ご飯にしましょうよ。」               「かわいたかな?」
後ろの二人の会話に入ります

ご飯を食べて、お洗濯をして、お布団で寝ます。幸せなおままごと。
ままごとだけど、ほんもの!みたい。




kawawadayochien at 12:05|この記事へのリンク 園だより 

2012年02月11日

【河和田幼稚園】ツルドメさ〜ん

2年前に北海道に引越しをしたツルドメさんが
3学期の初めに親子で幼稚園に遊びに来ました。
せっかくなのでお子さんは久しぶりに河和田幼稚園の子になってすごしました。
2年間のブランクも感じさせずに一日楽しくすごしていきました。

この時、ツルドメさんからおみやげにクッキーをいただきました。
「ちょっと数が足りないんですけど・・・」と
子どもたちに1人1個いきわたらないことを気にされていましたが
「みんなで仲良くいただきます」と言ってありがたく頂戴いたしました。

1クラスが33人で、クッキーは1箱24枚入り。
各クラスでそれぞれの考え方でいただくことにしました。
5〜6人のグループに4枚ずつクッキーを渡すなどして
どうやって食べるか相談して食べることにしました。
いろいろな方法があったので、紹介します。
 女の子は1枚ずつ、男の子は半分こに・・・レディファースト!
 とにかくみんなで食べられように、割って食べる・・・クッキーは粉々になったけどね
 ジャンケンで勝った子が1枚、負けた子は半分こ
 とことん話し合ったが・・・結局、割って食べる
 半分こして、余ったクッキーを先生に返却!
 クッキーをタテ割りかヨコ割りかで議論・・・
最後の議論は、クッキーがプレーン+チョコタイプだったので、
タテ割りならプレーンorチョコだし、ヨコ割りならプレーン&チョコになるため
重要な論点だったらしい

かくして、24枚×3箱=72枚のクッキーを在園児みんなで仲良くたべました。
仲良きことは、美しきかな
ツルドメさ〜ん、ごちそうさまでした。


kawawadayochien at 11:44|この記事へのリンク 園だより 

【河和田幼稚園】やっぱり!

この前の発掘現場のブログはご覧いただけましたか?
あれには“な、なんだ!”とビックリしたのですが、
その数日後です。
“すご〜い”またまたビックリ
ついに河和田幼稚園に富士山がというような風景が出現しました。

砂場2
あの発掘調査の延長線上にあるともいえる
大規模工事です。
山づくり&落とし穴づくりから始まったらしい。

山が大きくなるにつれ、子どももどんどん集まり
この大規模工事で、子ども達の意欲・集中力もはんぱではなく
額に汗しながらの作業になりました。

<エピソード1>
子ども用のスコップは5本と限られており、
作業員の人数には足りません。
すると、子ども達の間で貸し借りが始まりました。
集団が生まれると、にわか集団であってもそこにはリーダーが存在するものです。
この日の現場監督は、年中さん同士がもめていると
“この子たちには、話合いってのが必要だな”と判断したのでしょう。
一切介入せず、自力で解決する力を引き出し
いっぽう、年長年中のもめごととなると
「年中に貸してやれよ」と年長としての振舞いを諭すような指示があり
なかなかの仕切りぶりでした。

<エピソード2>
これだけの渾身の作業となると、できたモノへの愛着も大きくなります。
「ぜったいこわさないでね」
「ほし組(年少)さんにイタズラされないようにしてね」
などと、必死に先生にうったえてきました。
その後、ほし組さんがインフルエンザで学級閉鎖になると
「ほし組さんがお休みだから、そのままにできるね」


<エピソード3>
この写真では見えませんが、実は砂場の底があらわになっているのですね。
これは、ちょっとした達成感があります。
つまり“行くところまで行った”ということです。
3年前、この砂場をつくるとき設計担当者が
「砂場の深さは30cmでいいでしょうか?」と言ってきたので
「とんでもない!うちの(幼稚園の)子は落とし穴も作るから、なるべく深くして」
とお願いして結局70cmほど掘り込みました。
やっぱり!  深くしておいてよかった。

砂場1人生に必要な知恵は
すべて幼稚園の砂場で学んだ

とロバート・フルガムという人が
幼児期の学びの重要性を言っていますが
ほんとうにこの砂場だけで
たくさんの学びがあるものですね。









kawawadayochien at 10:19|この記事へのリンク 園だより 

2012年02月04日

【河和田幼稚園】お祝いとお餅

河和田幼稚園が昭和40年に生まれて
47回目の誕生日、つまり創立47周年となりました。
新しい園舎になって、2年がたちました。

新しい園舎になってから、
河和田幼稚園では餅つきを創立記念日に行なうようにしました。
多くの場合、創立記念日はお休みになるようですが
3学期は各年齢とも充実期にもかかわらず日数が少ないように思い
河和田幼稚園では、登園日にしています。

ということで、2月1日に幼稚園に向って
みんなで「おめでとう」と言って、餅つきをしました。

年長さん
天気も最高に良く
「ヨイショー、ヨイショー」という
かけ声も高らかに
あっという間に
一臼目が搗きあがり
写真は二臼目で年長さんが搗いているところ。


美味しい1
う〜ん、おいしい〜
どの子も搗きたてのお餅に
舌づつみをうちながら
さかんにおかわりをしました。
お母さん
搗きたてのお餅をちぎって、
しょうゆをからめたり、きなこをまぶしたりする係のお母さんや先生は
大忙しです。

美味しい2
ふだんはお餅を食べないという子も
この日は、ついつい食べてしまい
あっという間に完売でした。

残ったきなこは
お湯で練って、丸めて
きなこ玉にして、これも完売でした。


ふかしたもち米を見たり、においをかいだり
それがだんだんにお餅になっていくようすを見たり
お餅を分けてもらうのに、列をつくって自分の番が来るのを待ったり
友だちと冬の青空のもとで食べたり、おかわりしたり
お餅つきって、食べる楽しさがたくさん味わえますね。

今はマーケットで真空パックのお餅が一年中売られていますが
この楽しいパフォーマンスとともに食べるお餅は格別です。
これからも 必ず年に1度は続けていきたいと思える 
お餅つきでした。



kawawadayochien at 16:01|この記事へのリンク 園だより 

2012年02月02日

【河和田幼稚園】発掘調査?


きのう、きょうは強風ですが、
おとといは寒かったですが、おだやかな日でした。
子ども達はどんな風に遊んでいるかな、とテラスに出てみると
な、なんだ 園庭の一角に見慣れぬ風景が・・・・・・。

砂場4たしか、ここは砂場のはずだが、
みさと先生と10人くらいの子が
ゴロゴロとした岩石のようなものを
掘り出しているではありませんか
それも、かなりの量です。
砂場3掘った岩石を
こんな風に積み上げていく子もいますし

一輪車で
運ぼうとしている子達もいます。

とにかく次々掘り起こす子もいます。

これは、砂場の砂が寒さのために固まり
それを掘り起こす作業だったわけです。


ふだんは、さらさらと崩れていく砂ですが、
塊で掘れるのが、楽しいのでしょう
次々と飽きもせず、掘り続ける子ども達でした。

少し離れた所では、これまた別の砂遊びが
園庭1
この遊びです。
泥だんごのように丸めた砂だんごを
丸太の上に置いて
ペタペタとたたいて
クッキー屋さんですって



また少し離れた所では、園庭2

女の子が2人
遊具の下で黙々と
ビニール袋に砂を
詰めこんでいました。

どのような意味を持った砂遊びだったのかは不明

そんなところが子どもの遊びらしくて
いいですね。


地面の砂を使って、いろんな遊びが生まれていました。
一方、空を見上げると
こんな青空がひろがっていましたよ。
ジャングルジム

冬の一日の子ども・あそび・幼稚園の風景でした。




kawawadayochien at 15:34|この記事へのリンク 園だより 

2012年02月01日

【河和田幼稚園】美術館みたい!

この前の土曜日は展覧会でした。
ふだんはなかなか幼稚園に来られないお父さん達にも来ていただけるよう
土曜日に開催しています。

子ども達がつくる作品なんて・・・・・・って思うでしょうか?
もし、そのように思う方がいらしたら、ご招待したかったです。
忙しかったら年少さんの<おうちの人の絵>だけでも
ご覧いただきたかったです。
子どもが どんなに家族のことを自分の宝にしながら生きているか、
そんなことが画面から伝わってきましたもの。
きっと、わが子の想いに心打たれるものがあったでしょうし
たとえ他の子であっても “あぁ〜”と感じたことでしょう。
デカルコマニーほし
写真は年少さんの作品〈デカルコマニー〉
クラス全員分をつなげたものですが、
実際、作品の前に立つと
その筆運びのおおらかさが
感じられることでしょう。



展覧会デカルコマニーの手前には
年中さんの<ミラクルボード>

どこがミラクルかというと
たった1枚のダンボール板が
ひとりひとりの思いで
紙・木の実・金具・棒・・・そしてその子の宝物が集められると
そこに奇跡がおこるのです


年長さんは将来の夢を描いてみました。
そして、夢がずっと広がっていくように<将来の夢∞>というタイトルで取組みました。
∞は何かわかりますか? 無限大です
そのための仕掛けがあって、実は制作前のおしゃべりをたくさんしたのです。
おしゃべりは、自分の思いを紡ぎ、友だちの考えとつながって、
思いが飛躍的に広がっていきます。
それをクレヨンで描き、絵の具で色に思いを込めて仕上げました。
将来の夢∞年長
写真がその絵です。
白い札が付いてますが
おしゃべりした夢が書いてあります。
いろんな夢が語られましたが
叶うといいなぁと思います。
世界が平和な証拠ですからね。


その他、子どもの絵をおかあさんが刺繍で再現した作品とか
5日間遊び続けた積み木遊びの展示などもあったのです。
母刺繍
つみき


来場してくださった方の感想には
「美術館みたい」と作品の充実と展示の楽しさを
堪能されたようすが書かれてありました。

今年ご来場できなかった方は、
来年は、ぜひ、いらしてくださいね。




kawawadayochien at 13:47|この記事へのリンク
月ごと過去記事