2008年09月

2008年09月30日

【河和田幼稚園】自由の日

前回は運動会の途中まで書きました。できれば、続きを書きたいのですが・・・
ごめんなさい書くのもいいのですが、書ききれない。
それで、きょうが自由の日だったことをちょっと書きます。

大きな行事終わった後は、集中と発散・解放のバランスをとれるように自由の日を設けています。いつも自由であることを大切にしながら、なおかつ自由ということは?と思われるかもしれませんが・・・・いたって単純なことで、お弁当を食べるのに、いつ・だれと・どこで食べてもいいという自由なんです。
 子ども達は「やったー!」と喜びますがやはり、仲良しと食べるのが何よりの自由のあかしなのでしょう、ほどよい時間に池の前やらテラスのベンチやら遊具の上やら、もちろんテーブルを出すやらいろいろおもしろがって食べています。
 そして、一日中遊戯室の賑やかだったことといったら!すごかったです。隣の事務室に電話がかかってきても、先方の声が聞き取りにくいくらいでした。何をやっているのかと見に行ったら、高い所からジャンプしたり、すべり台をすべったり、マットの上をころがったり、友だちとじゃれあったり・・・とにかく賑やかでした。そして、汗びっしょりになっていたりしてね。
 発散することに集中してるって、感じでした

kawawadayochien at 20:39|この記事へのリンク 園だより 

2008年09月27日

【河和田幼稚園】本日、運動会日和

 運動会は先週のように台風が来る!という天気予報ですと実施に踏み切るか否か、迷ってしまいますね。きのうは予報通りザァーッと雨が降りましたのできょうも予報通りで絶対に晴れと信じていたら、その通りになりました(運動会担当のさよこ先生が頭がダチョウの卵くらいの大きさがあるてるてる坊主を作ってお祈りしたおかげかもしれません)

 ということで、すばらしい秋晴れのもと2008年度の運動会が開催されました。まず年少さん・年中さんのかけっこ。こういう競技はどうしたって、早い方がいい!と思ってしまいますが、年中のRちゃんはハシゴくぐり・マットで前転などするごとに手足についたお砂をきれいに払ったのち走り出します。速さばかりに目を向けるのは如何なものかと考えさせられました。そして年長さんの棒のぼり(とはいっても、テラスの柱のぼりなんです)では、これまでてっぺんまでのぼれなかったKちゃんが粘りに粘ってのぼり切る姿には、手に汗をにぎりつつ感動させられました。
 続いて、小さいお客さま(つぼみちゃんや未就園児たち)の風船とり・年少さんの玉入れがあり、つき組vsたいよう組の玉入れとなりました。たかが玉入れなのですが、されど玉入れで毎年ドラマがあります。圧勝から僅差に変化したものの、ずーっとつき組が勝っていて、たいよう組は一度も勝てずに今日をむかえ・・・どうなったと思いますか?ご来場の方々はもちろんご存知ですが、1回戦33対33で同点、2回戦33対33でまたしても同点、そしてサドンデスの勝負として行なった3回戦は30対36で勝ったのは、何とたいよう組だったのです! 奇跡よ、おこれ!と祈っていた担任のよし子先生が思わず泣いたのは、いうまでもありませんそして、たいよう組の子ども達の歓喜にみちた表情・・・それに対して“何が起こったのか?”と茫然自失のつき組の子たち・・・しかし勝っても負けても拍手と指導されてきたつき組さんはそんな中でも拍手をして・・・本日の感動が凝縮された玉入れでした。この後も楽しい運動会が続きましたが、本日の報告はこれにて終了とさせていただきます、あしからず。

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2008年09月25日

【河和田幼稚園】なかよし!?

f8eb7af8.jpg 7月にウサギのみかんちゃんが烏骨鶏のうこちゃんがいる動物小屋に入居し、ルームシェアリングを始めて3ヵ月がたちました。みかんが小さな小屋に住んでいたころは、できるだけみかんの小屋に近い所で同居を望んでいるかのようなうこちゃんで同居が始まった日は互いに気を遣いあって、行儀よく節度ある振る舞いの2羽でした。しかし、気を遣いすぎたのか、翌日のうこちゃんの昼寝(昼寝自体それまで見たことがない)は“これは烏骨鶏か!”と疑ってしまうような寝姿でした。なぜって、鳥なのにほとんど仰向けに近い姿で寝ていたのですから!!
 人間でもだんだんに慣れてくるのは、よいことでもあり「アラアラ・・・」と思うこともありますよね・・・。1ヶ月ぐらいのうちに初日はあんなに気を遣ったうこちゃんはだんだんイバリンボウさんになってきて、あの意地悪そうなくちばしで、みかんを威嚇するような仕草がみられるようになり、エサをあげた時もさすがにラビットフードには手を出さないものの、みかんにあげるつもりのキャベツの葉っぱ等には“いただきー”という感じですぐに食べ始まるのですよ。
 そんなようすが日常化していた動物小屋の2羽だったのが・・・・今日はふと目をやると、2羽なかよく、うこちゃんの餌を食べているではありませんか!おぉ、ついに、突然、友情が芽生えたか!と見入ってしまいました。かわいい!と思ったのか、ほし組の女の子2人と先生も同じく見入っておりました。・・・しかし、この美しい友情のシーンは1分30秒くらいであえなく終局をむかえました。やっぱり、うこちゃんが何となく、みかんが食べるのを邪魔し始め、みかんもあっさりした性格なのか、すぐにその場を立ち去り、そこにはいつものようにイバリンボウのうこちゃんだけが餌をついばんでいるのでした。

 気のあった者どうしが仲良く暮らすって、ステキなことで、そのぶんむずかしいことなのかもしれません。2羽を見ていた子ども達はどんなことを感じていたのでしょうね。


kawawadayochien at 17:47|この記事へのリンク 園だより 

【つぼみちゃん】つぼみちゃんだって力持ち!

18292b38.jpg今日はあいにくのお天気でしたが つぼみちゃん達は元気 少しずつ幼稚園に慣れてきて、 おへやに入るとさっそく、 つみ木やリモーザ、レール&トレイン で遊び始めます 以前もブログに書かせて頂きましたが、 お母様方がいつも「手伝いま〜す!」と手をかして下さいます そんなお母様方の姿をジーッと観察していたつぼみちゃんも・・・ 最近はお手伝いをしてくれるようになってきました 「あ!先生がつくえを運んでる。助けにいこう!」 そんな風に気持ちが動いているようすが感じられ嬉しいです 今日は最後にトンボが登場しました すると・・・つぼみちゃんの中から、  トンボのめがねは水色めがね〜 とかわいらしい歌声が聞こえてきました なおこ先生も真似をして一緒に歌ってみました 楽しかったね 写真は紙芝居の場面です 紙芝居の後ろに写っている木は、 つぼみちゃん達の名札かけです 名札はピンクのお花の形をしているので、 つぼみちゃん全員の名札が揃うと・・・ 一本の木にたくさんのお花が咲く というしかけです 次回は園庭に飛び出して遊びましょう おたのしみに お天気になりますように

2008年09月24日

【つぼみちゃん】魔法の絵の具!

cd169569.jpg今日はとっても良いお天気でした つぼみちゃん達も 少しずつ慣れてきて、 ピカピカの笑顔で おへやに入ってきてくれます 園庭では在園児のミニ運動会が行なわれていたので、            ↓      (土曜日の運動会にむけてのリハーサルです) つぼみちゃん達はダンスや玉入れに釘付けになっていました 今日のメインの活動は絵の具 最初に筆や絵の具の使い方を伝えました 「これは何でしょう?」 「ふで!」 「えのぐ!」 元気な答えが返ってきました みんな注目してよ〜く聞いてくれていました ピンク・水色・オレンジの3色を、 それぞれテーブルに置いて好きな色で塗りました 先週のピンクのつぼみちゃん達は、 3色使って楽しんでいる子が多かったです 今日はじっくりと1色で塗っている姿が目立ちました 同じ活動でも違った姿が見られる・・・ 保育者としてはココがとってもおもしろい 得した気分です ありがとう つぼみちゃん そして・・・最後にまたまた登場 チューチューチュー 子ども達は声も出せないほど、釘付けになってしまいました。 次回は園庭に出てみようかな〜と思っています また、なおこ先生とあそびましょうね。おたのしみに

2008年09月22日

【河和田幼稚園】ペンキ屋さんから

 河和田幼稚園の壁はオフホワイトのペンキが塗ってあります。このペンキがはげている所があるので、先週はペンキ屋さんにきれいに塗ってもらいました。
 こういうふうに、職人さんに作業していただく時にはよほどの危険がない限り、子どものいる時間に仕事をしていただきます。「危ないんじゃないか」「職人さんの邪魔になるんじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、そんな心配は全くありません。例えば、ペンキ屋さんが来る時は「今日はペンキ屋さんがお仕事をしてくださるから、あいさつしたり、どんなふうにお仕事するか見てごらんなさい。ペンキやいろいろな道具には触らないのよ」と朝の会で伝えますと、子どもはその通り約束を守ります。「でも、そんなに言うこと聞くの?」といぶかしがる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもを信じれば、大丈夫なのですよ。
 
 土曜日に仕事が終わりましたが、ペンキ屋さんが「ここの子は、おとなしいね」と言うのです。あら、こんなに元気なのに、と思ったら「イタズラしないし、邪魔もしないしね」とおっしゃるのですね。「迷惑になるようなことをする子が一人もいなくてとても仕事がしやすかった」というのです。休み時間も特に道具を片付けずに、置いたままでもイタズラする子がいなかったのです。ある男の子は「よろしくお願いします、きれに塗ってね」などと声をかけてくれたりして、ペンキ屋さんは「たのしかった!」とまで言ってくださいました。

 人間関係や関わり方はどのように学ぶか? これはやはり生活のさまざまな場面で
その度に、その場で学ぶのが一番だと思います。小学校に行って道徳の授業で学んで手をあげて答えるより、人がいる場でその人と向き合ってその場を感じて自分の言葉で自分の表現で自分の想いを伝える経験をたくさん積んだ方が、うんと力になると思います。大人は子どもにそのチャンスをつくる工夫が大切ですね。
 ペンキ屋さんは、30年40年もペンキを塗ってきたやさしいおじさんで、子ども達をまるで、孫のように思ってくださったことも、きっと子どもの心に届いたに違いありません。ありがとうございました(玄関の引き戸の上の丸や三角がピンクと水色とクリーム色に塗られ、やさしく、きれになったので見てくださいね)

kawawadayochien at 20:04|この記事へのリンク 園だより 

2008年09月19日

【河和田幼稚園】収穫の秋

4a5373b9.jpg去年から父母の会活動で農育委員会を立ち上げました。子どもの栽培活動をサポートする委員会です。そのおかあさん達が自主的に稲の栽培に取り組んで今年は2年目。そして、きょうは稲刈りの日でした。
 アマチュアの農育委員さんには、苗も提供してくれた田村さんという心強いアドバイザーがおります。(田村さんは卒園生のmちゃんのおじいちゃんです) きょうの稲刈りには田村さんが来てくれました。そして、年長・年中・年少の順番でおじいちゃんの話を聞き、稲を刈るところ、束ねて干すところなど見せていただきました。
 立ち会った園長からは、苗の時からずい分大きくなったこと、束ねる縄はワラで作ったものであること、稲を刈るときの音に耳をすませてみよう、みんなの食べるご飯はこの稲なのよ、と伝えました。
 「それではおじいちゃんに稲刈りをしていただきましょう」ということで、おじいちゃんは、さっそくカマを持ってザクッザクッと刈っていきました。とても慣れていらっしゃるのであっという間でした。そして、ひとつかみごとに稲束をクロスに重ね4束くらい重なったところで、縄でクルクルッと束ねて2分すると干し竿にそのまま掛けられるのです。合理的で流れるような動きでした。こういうことって、簡単そうに見えて実際やってみるととてもできないことなんですよね。
 おじいちゃんは、いとも簡単そうにやって見せてくださいました。子ども達に「たくさんお仕事してきたおじいちゃんの手と握手して、ありがとうをしようね」というとおじいちゃんはひとりひとりと握手をしてくださいました。
 農育委員の一人が「おじいちゃんのあの笑顔がいいのよね」とおっしゃっていましたが、子ども達にはたくさんの笑顔に出会ってほしいですね。 

kawawadayochien at 19:48|この記事へのリンク 園だより 

【河和田幼稚園】パパ、がんばれ!

 この前“小さいパパ”のことを書きましたが、あの後、めでたくパパになりまして
翌日には、うれしくて報告に来てくれたくらいでした。大きいパパも、もちろんうれしそうで、どうやら名前はほんとうにサクラちゃんになりそうとのこと。おめでとうございます。
 それで、小さいパパのことですが、やはり、小さいパパですから大丈夫かなぁと、思っていましたら・・・やはり、じわじわと心配がはじまったようです。お母さんとサクラちゃんはおうちにいて、小さいパパは幼稚園に来るのわけです、かわいいサクラちゃん・大好きなお母さんと一緒にいたいのが小さいパパとしては、ごく自然なことなでしょう。
 それで小さいパパはついに言ったそうです「幼稚園やめる」と。
担任のゆき先生は食事の時に小さいパパのT君をはじめ、そのグループの子にお話しました。「先生はね、幼稚園のお母さんだから、みんなが幼稚園に来るのがおそかったり、お休みだったりするととても寂しいのね・・・」すると
「大丈夫だよ。ちゃんと来るから、大丈夫だよ」とすかさず返事をしてくれたのは何とTくんだったそうです。T君ったら、根っからやさしいのですね。

 T君、大丈夫かなぁ。寂しがっている先生を見て「大丈夫!」って言ったけれど、おうちに帰ってお母さんやサクラちゃんに会ったら、やっぱりいっしょにいたいって思うでしょう。自分のやさしさに悩みそうな・・・子どもはこうして<子どもの悩み・葛藤>をくぐりぬけながら成長していくのでしょうね。がんばれ、T君!

kawawadayochien at 08:08|この記事へのリンク 園だより 

2008年09月18日

【河和田幼稚園】ひとりひとりはどうだったか?

 きょうの河和田幼稚園はとても賑やかだったと思います。
なぜなら、お休みの子が8人もいたけれど、いつものように子ども達は元気だったし
運動会にむけて、年少さんは忍者になって修行していたし、年中さんは<ハットトリッコ>といって帽子とりのやり方を研究していたし、年長さんはリレーや棒のぼりをやっていましたから。しかも、それぞれに生田先生のリトミック・・・ウサギになったり、月見団子をそうっと取りに行ったり、お月さまのご本を読んでいただいたり・・・で遊びましたから相当な学習量だったと思います。その上、忍者はパワーが強くなるリストバンドを作ったり、年中さんは玉入れの命中率が上がるように練習したり、ちぎり絵を作っているグループがいたり、年長はもちろん烏骨鶏やウサギの“みかん”のお世話をしたり・・・。
 それから、つぼみちゃんも来ていてアートルームで、何だか楽しそうにやっていたし→詳しくはつぼみちゃんのブログを見てください。その他に見学会に来ていた親子もいたのです。
 ちょっと文章だけでは伝わりにくいけれど、それはそれは賑やかでした。

 そこで思うのですが、ひとりひとりはどうだったろうか?充実していたかしら?
保育が終わってから、先生たちで話し合いましたが、どの場面も楽しんでいたようです。大人も子どもも好きなことをしているって、充実しますよね。子ども達がすごいのはけっこう、どの場面もじょうずに気持ちを頭を切り替えて楽しんじゃっているということです。一見ぐちゃぐちゃに見える中で、ひとりひとりが夢中になって楽しんでいられるということは、かなり複雑な情報整理ができているということではないかと思います。ぐちゃぐちゃな中から自分のやりたいことを選んで、満足できるということは豊かな育ちをしているということではないかしら。
 あしたは稲刈りもあって、楽しい毎日です!

kawawadayochien at 21:24|この記事へのリンク 園だより 

【つぼみちゃん】いまから・・・

feaac1f7.jpgさあ、いまから<魔法の絵の具>の時間です。 おうちの方が、画用紙に魔法をかけている間、つぼみちゃんたちはまりこ先生と手遊びに夢中です

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